MOA自然農法ガイドラインの改定
この度、「MOA自然農法ガイドライン」が一部改訂されました。改訂の願いと概要を次のとおりお知らせします。
◇改訂の願い
1.消費者に農産物の栽培内容等について分かりやすく、選びやすくする
2.生産者の資材依存から脱却をする
◇改訂の概要
1.新しい表示
@マークの表示のみから文字表示を追加(マークの説明参照)
マーク表示に、栽培内容が分かる文字表示を追加し、消費者に選びやすい表示としました。(マークの説明参照)
A新表示を新設
MOA自然農法の中に、落葉や刈草、米ぬかなど植物性資材のみ使用し栽培した農産物に対し、新たな表示を設けました。(マークの説明参照)
2.資材依存から脱却し土の力の発揮へ
堆肥や補助資材(有機質資材等)は、土の偉力が発揮されるまでの代替技術であり、土壌や作物の変化に合わせ、漸減していくことを目指すことを明記しました。
また、生産者は、土づくりを基本に化学肥料や農薬に頼らず、消費者の安全や健康等を願いに栽培に取り組んでいます。しかし、農産物に大きな損害が生じたりする場合、国が定める「有機農産物の日本農林規格」で認められている資材を必要最小限で使用することが、この度の改訂から可能となります。ただし、資材の使用を勧めるものではありません。
以上が今回の改訂の主なポイントとなります。新しい表示を活用し自然農法の普及・拡大、健康で活力あるまちづくりにともどもに向かっていきましょう。
※参考
〈自然農法 栽培の定義〉
「自然農法は土の偉力を発揮させることで、肥料、農薬に頼らなくても作物が健全に育つことを基本としている。このため、自然観察に心がけ、自然の優れた仕組みを学んで農地に取り入れ、適地適作を基本に、愛情を持って作物の特徴に合わせた栽培を行う。最終的には、自家採種や連作などを実践し、根伸びが良く固まらない土壌になれば、堆肥などの資材を入れなくても栽培は可能になる。」(MOA自然農法ガイドライン 改訂版より抜粋)
使用できる資材一覧はこちら(※資材の使用を奨励するものではありまあせん)
問い合わせ先
〒905-1315 沖縄県国頭郡大宜味村字大保326-245
0980-43-2641
mail:k-agena@moa-inter.or.jp
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