いけばなや茶の湯などを通して、美を楽しむ生活習慣を日常生活の中に取り入れることを推奨しています。
美を楽しむことによってストレスから解放され、自然治癒力が高まることで、心身に、そして人間関係にも良い影響を与えていく健康法です。
美しいものに出会った時、人は心が明るくなったり、清々しくなったり、落ち着いたり、前向きになるなど、心に変化が起きます。品性が向上し、美しい心、美しい言葉、美しい行いが出来るようになります。こうした状態が心をより健やかなものにし、身体にも影響を与えていきます。
美術文化法は、美を生活の中に取り入れ、楽しむことによって人間の本生ともいうべき魂が浄化され、その結果として心身の健康が得られるという原理を活用した健康法です。
最新の精神神経免疫学の研究によって、喜びや感動、感謝といったポジティブな精神状態が、免疫機能、すなわち自然治癒力を高めることが、医学的にも明らかになってきました。
すでに識者間では「花及び琉舞の情操教育への効果」の研究が進められておりますが、芸術が介在して心が豊かに育つことで、現代病の改善が期待できます。
現代病の多くはストレスが原因と言われていますが、人間は、芸術により情操や品性が高まることでストレスから解放されます。
花の持つ癒しの効果も注目され、花療法や園芸療法に取り組む医療機関も現れています。花や園芸作業がリラクゼーション効果を与え、疲労感を低下させるなど、心身の健康を増進するというのです。
一人でも多くの方に花の持つ癒しの効果を体験していただくため、一輪挿しの体験や花展等を行っています。開催日時等はトップページにてご案内させていただきますので、気軽にお越し下さい。
茶の湯と聞くと、少し堅苦しいイメージを持たれますが、使用する茶器は芸術性が高く、身近に美に触れることができ、お茶を点てる作法の美しさや音、香りで癒されます。またお茶に大量に含まれるテアニンというアミノ酸は、お茶の旨み成分であるとともに、リラックス効果も確認されています。
日常生活の中に、作法にこだわらず、ただリラックスしてお抹茶を楽しむことで、ストレスから解放されます。
まずは体験してみたいという方は、沖縄療院や各地域で行われる健康増進セミナーなどで体験できますので、気軽にお越し下さい。